りゅーたくんの助手席に乗りたい Part3

 

 

どうも〜〜〜!つきです!今回はあれです、先日行った「同時に告白されたらどっちと付き合うかアンケート」で勝ったほうでデートブログ!という公約を果たしにやってまいりました。勝者はなんと、、、まさかどくんと同率1位でりゅーたくん!(そもそも2択だったことは置いといて)(要するに引き分けでした奇跡) 引き分けだったしもういっそふたりともで書いちゃえ!という需要迷子のデートブログ、とりあえず(頭の中で)デートし慣れているりゅーたくんからお送りしたいと思います☆ さーてっ 今回の行き先はドコカナー??

 


前日22:00
恒例の前日確認のお電話Byりゅーたくん。「準備できたかー?ぜったいなんか忘れるやろ(笑)あれないこれないって騒ぐなよ」「え〜〜〜旅行とかひさしぶりすぎて何入れたらいいんかわからん〜〜〜」そうです。今回はいつかりゅーたくんに誘われたお泊まり旅行。(ちなみに現実の私は遠征慣れしているので準備は秒で終わります)「とりあえず着替えやろー?まあシャンプーとかはあっちにもあるんちゃう?」「備え付けのシャンプーは信用ならんから持ってく」「そうやって荷物が増えていくんやで」既に大きい鞄に入れ替えつつあるのを見透かしたかのようなりゅーたくんの発言にドキッとしつつもとりあえず思いつくままに荷物を投げ入れてみる。「用意もやけど、さっさと終わらしてはよ寝ろよ。明日も朝早いねんから」「りゅーたくんのモニコ待ってるな♡」「うっさいねんはよ寝ろ(笑)」早く寝ないとダメなのはわかってるけど、服も動きやすいほうがいいかなあとかいやでもかわいさ重視したいなあとかで中々決められなくて結局ベッドに入ったのは日付け越えてからだけど安心と信頼のモニコがあるから大丈夫(「やから早よ寝ろ」)

 


6:30
枕元で携帯鳴ってる。「……ん〜」「おはよう、ちゃんとモニコしてやったで」「ん〜……」「ん〜ちゃうわ、起きろよほんま置いてくで」「……起きるぅ……」寝起き悪い彼女のこと内心かわいいって思ってくれてるから毎回モニコしてくれてるって信じたい。(寝起きの声かわいいなあ……)みたいな。もう二度と目覚ましかけたくない。りゅーたくんの声で起きたい。

 


8:00
「おはようございます!」「いや待て待てなんでそんな荷物でかいねん」「あ、ばれた」「ばれたちゃうわ、やから昨日言うたやん」自分の予想通り大きい鞄持って現れた彼女にため息つくけど、さらっと荷物を奪ってトランクに入れてくれるあたりきゅんとする。いつものように助手席に乗り込んだら、どこから引っ張ってきたのかブランケット放り投げてくるあたり天才。「どしたんこれ」「家にあった、危うくメロディー(りゅーたくんの愛犬)の布団になるとこやったで」これほんまはブランケット探してるから。お母さんに聞いてるから。「おかん、いらん膝掛けみたいなんないん?」「あるけどメロディーの布団にしよ思てる」「あかんあかん!いっこもらってええ?」こんな会話してるから。りゅーたくんメロディーのこと溺愛してるけど、彼女として犬に負けるわけにはいかない(意地)。

 


9:30 SA
1時間半くらい車を走らせたところで少し休憩。「大丈夫?酔うてへん?」「だいじょうぶ〜!」なんならちょっと寝かけたしな(最低)。「コロッケ売ってんで、食う?」「いや朝からコロッケは重い……」「俺より若いやろ(笑)」言ってなかったかもしれんけど、このデートブログは年上彼氏りゅーたくんの設定です。リアルでは5個上だけど、まあ3つ上くらいにしとこうかな。そのほうがリアルな気がする(そもそもフィクションなのは気にしない)。「外の空気吸えたし、そろそろ行くか〜」「運転大丈夫?代わる?」「いやそのほうが怖いわ(笑)」気遣いとして一応運転の交代を申し出たはいいものの案の定拒否。やっぱり役には立てんかあ、、、って思ってたら「お前乗せて運転すんの嫌ちゃうしな」やって!引き続き助手席がんばりますか!

 

 

11:00 旅館
「……い、おい、着いたで」遠くの方でりゅーたくんの声がして、ぱっと目を開けるとどこかの駐車場。「……えっ!ごめん!寝てた!?」「まあまあの爆睡やったで(笑)」やってしまった……りゅーたくんの運転が心地よすぎて気づいたら寝てたしなんなら旅館に着いたらしい。「着いたけど、いけるか?」「うん!がんばって起きとこうと思ったのに……」「ええよ別に、そもそも想定内や」やっぱり彼女のことは何でもお見通しなりゅーたくん。車を降りて一度荷物を預けに旅館の中へ。「2名で予約してた、室です」やばい、"室"にまとめられた。夫婦やん。しぬ。「荷物だけ預かってもらえますか?」りゅーたくんはしれっと手続き進めてるけどこちとら"室"にまとめられたことが嬉しすぎてにやにやしちゃう。女将さんにばれてないかな。そんな心配してたら荷物が手元から無くなっていて、りゅーたくんから「行こか〜」の一言。とりあえずそのへんを散策するみたいです。

 


12:00
朝がまあまあ早かったのでそろそろお腹も空いてきたころ。女将さんにもらったMAPを見ながらお昼ごはん探しの旅です。温泉とかしばらく行ってないからぜんぜんわからんけど、商店街?温泉街?みたいなところをぶらぶら。「お、ここええやん」りゅーたくんが指したのはちょっと良さげな定食屋さん(毎度のことながらご飯のチョイスは適当)。りゅーたくんはなんやろ、生姜焼き定食かな。「なんでここ来てまで生姜焼きなん」「ええやん美味そうやったんやもん」"〜やもん"っていいよな。発音は「やったん↑やもん↓」な。

 

 

13:00
無事お腹も満たされたところで本格的に温泉街散策。お土産屋さんとかもちょこちょこ覗きながら(「気ぃ早いわ」ってツッコまれる)歩いてると、パワースポット的な神社発見(あれ、なんか前も寺社行ったな)(まあいいか)。そういうところは見つけたら入って神頼みするのがお約束やから今回もとりあえず鳥居をくぐってみる。「けっこうおっきいとこやねんな」「ね!あ、おみくじある!」「待て待てその前に手洗わなあかんやろ」お参り前のお清めですね。りゅーたくんヤンキーのくせにそういうとこちゃんとしてて好き。りゅーたくんの言う通りきちんと手を洗ったはいいものの「あ、あかん、ハンカチ持ってへんわ」肝心なとこで抜けてるりゅーたくんかわいっ。「つかう?」「お、さんきゅ」ハンカチちゃんと持ってるよっていう仄かな女子力アピールしてみたけどまあ気づいてないやろな。そもそもハンカチ持ってるのとか当たり前か。

「お賽銭!いくらいれよ〜やっぱご縁がありますようにで5円かな!」「おい俺のこと捨てる気か(笑)」そんなわけないやん!絶対捨てん!!捨ててって言われても捨てん!!!「しゃーなし10円にしてあげよう」「しゃーなしってなんやねん」もうほんまただただりゅーたくんにツッこまれたいから言ってるだけやしりゅーたくんもわかってくれてるから一緒にいてほんまに楽。「りゅーたくん、なにお願いしたん?」「いや言うたらあかんやろ(笑)」「けーち」わたしはもちろんりゅーたくんとずっといっしょにいれますようにって願ったけど、りゅーたくんはどうなんかな。わたしからは絶対捨てんけど、逆はありえるもんな。なんて少し過ぎった不安を見抜いたかのようにさらっとわたしの手を取って「よっしゃおみくじや!凶だけは引かへん!」って明るく振る舞ってくれるからたぶん大丈夫。おみくじ代はさりげなく出してくれて、わたし→りゅーたくんの順で引きました。もちろん結果はせーのっ!「あ、中吉や」「…… 待って!おれ末吉やねんけど」ふたりして微妙やなあって笑いあって、おみくじの結果は微妙だけど笑いあえたからいっか。「結ぼか」「うん!あ、末吉の隣はいややなあ」「やかましいわ(笑)」なんて言うけど結局はちゃんと隣同士に結んで神社をあとにします。

 

 

15:00
あの後もお土産屋さん覗いたり、ご当地ソフトみたいなのを食べたり、顔ハメ看板見つけてふたりで写真撮り合ったり(わたしは顔ハメ看板が好きです)してると、足湯を発見。「お、足湯あるやん」「入りたい〜!」「足湯なんか久しぶりやわ〜」なんて言いながらジーパンの裾を捲り上げるりゅーたくんかっこよすぎ。男の人のすね毛はリチャ以外受け付けんけど、まありゅーたくんも良しとしよう。にしても男の人の素足ってちょっとドキッとするよな。女にはない骨ばった感じとか、血管浮き出てる感じとか。当たり前やけど"りゅーたくんも男の人なんや"ってなる。

ふたりで足を浸けてゆるゆる話してたら、同じく旅行に来てるっぽい老夫婦に話しかけられるのは鉄板。「お似合いねえ、もう長いの?」「ありがとうございます〜(笑) そっすねえ、もうすぐ2年、ですねえ」「いいわねえ〜」なんかもう照れるわ。"お似合い"も照れるし素直に受け止めてありがとうございますって返すりゅーたくんにも照れるし。「そんな、おふたりに比べたら、なあ?」「う、うん。まだまだ、です」なにがまだまだなんかわからんけど照れてるところに急に顔覗き込まれたからちょっと焦る。老夫婦は先に上がって行って、少しほっとしてるとりゅーたくんが。「俺らもさあ、あんな風に年取ってもふたりで旅行とかしたいなあ」え、それは、もうプロポーズってことでいいのかな?「うん、!いろんなとこ、行きたい」「まだまだこれからやな」きちんとわたしとの"これから"がりゅーたくんの頭にあることがわかって、神社で抱いた不安は綺麗に消え去ったしもう胸きゅんが止まらない。足しか浸かってないはずなのに全身のぼせたみたいになる。「そろそろ旅館戻ろか!チェックインできるやろ」

 

 

16:30
再び旅館へ。今度はチェックイン。仲居さんに案内された部屋はもちろん和室で、景色も良くて。「すごい!めっちゃきれい!」「ほんまや、ええな〜」窓にへばりつくわたしの後ろに来ていっしょに景色に感動してくれるところほんと好き。ひととおり部屋をチェックし終えて、ふたりでお茶タイム。「飯6時からやって、先風呂行く?」「う〜ん、そうしようかなあ」ということで、ご飯まで時間があるので先に旅館の温泉に向かうことに。旅館備え付けの浴衣を手に大浴場へと向かいます。「ほな、終わったらここで待ってるから」「え、いや、わたしたぶん長いし部屋帰っといていいよ」「ええねんて、あっこの売店覗いとくし」頑なに先に部屋に帰ろうとはしないりゅーたくん。自分が真っ先に彼女の浴衣見たいからとかいう理由だったらわたしは爆発する。「じゃ、あとでな」「うん!のぼせんようにね」「それはお前やろ(笑)」

りゅーたくん待ってるし早よあがらんとな〜って思いながらも気持ちよくてついつい長風呂に(現実の私はすぐにのぼせるので長風呂はできません)。ま、また明日の朝入りに来ればいっかと思って湯船を出て浴衣を着て髪を乾かして。浴衣なんて着ることないからテンションあがる。髪をまとめて暖簾をくぐって女湯を出ると売店のドリンクコーナーに見慣れたような見慣れないような後ろ姿が。「りゅーたくん!お待たせ!」「あ、おん」返事して振り向いてくれたはいいものの一瞬固まったりゅーたくん。「……?」「や、なんでもない」お風呂のせいかはわからないけど、赤くなった耳が隠しきれてなくてそのまま自分用のミルクティーと水を買いに行っちゃった。水をわたしに手渡しながら「……うん、なんか、新鮮やな」と呟く。あれ、なんか前もこんなシーンなかったか?もしかしてわたしの妄想のバリエーション少ない?まあそんなことは置いといて、りゅーたくんの浴衣姿ももちろん死ぬほどかっこいい。お風呂上がりで髪の毛まだちょっと濡れてるし、首筋ほんのり汗かいてるしで色気がやばい。しんどい。そんな人に手取られて「部屋戻ろ」とか言われたら爆発するしかなくない?

 

 

18:00
夕食はもちろん部屋食。仲居さんがせっせと並べてくれる料理に感動しつつ写真を撮りつつ。準備が終わって仲居さんが出て行って、ふたりで乾杯。普段は車で出かけることが多いからあんまりお酒を飲むことはないけど、今日は泊まりなので気にすることもなく。りゅーたくんにビール注いであげて、奥さん気分に浸ってみたり。結構な量あったごはんもふたりでゆっくり話しながらいつの間にか胃の中へ。「あ〜、うまかった」「ね、すっごい贅沢」ふたりともほんのり酔って気分もいい感じ。ほんのり赤い顔で柔らかく笑うりゅーたくんに少しきゅんとしたのは内緒な!

 

 

21:00
お腹も少し落ち着いたところで、アイスが食べたくなってロビー付近の売店へ。向かう途中で温泉旅館の風物詩(?)、卓球台を発見。幸いにも誰もいなくて、「お!卓球やん!やったことないなあ〜」なんて言うからせっかくだしやってみよう、ということで。「負けたほうがアイス奢りね」「ぜったい負けへん」わかってるよ?結局負けても勝ってもりゅーたくんが奢ってくれるのはわかってるんだけど!ふたりとも卓球したことないし、点数の付け方とかもわからんくてただひたすらにラリーするみたいな。ラリー続くかと思いきや急にスマッシュ決めて「おい!」って言われたい。もうほんま「りゅーたくんにツッこまれたい病」だこれ。その後予想通りりゅーたくんが売店でアイスふたり分買ってくれて、なんだか部屋に戻るのももったいなくてロビーのソファに腰掛けてアイス頬張りたい。わたしはMOWの抹茶でりゅーたくんはスーパーカップのバニラな。

 

 

 

23:00
あの後もう一度お互い温泉に入って、部屋で並んで歯磨きしたい。「明日帰るんかあ」「いやまあそやけど、気ぃ早ない?」確かに明日も丸一日あるけど、なんだか少し寂しくなっちゃったり。「明日もあるんやし、楽しいこと考えよーや。どこ行きたい?」布団の上であぐらかきながらる○ぶをペラペラめくるりゅーたくん。前髪はいつかの松竹座レッスンの時みたいにピンで留めておいてほしい。わたしもるる○゛をのぞき込みながらある程度行き先が決まったところでおやすみなさいの時間。よく歩いたしよく食べたし、今日のことを振り返る暇もなくきっと私は寝る。あー、頭撫でてほしいなあ……

 

 

1泊2日のくせに1日目書いたら力尽きた……
とりあえず1日目、気が向いたら2日目書きますたぶん。その前にまさかどくん書くかもしれんな。